maker faier tokyo 2012−レポート−

maker faier tokyo 2012のレポート。
面白かったものを紹介。



まず一番見てみたかった"クラタス"。
造形作家の倉田光吾郎とロボット制御ソフト「V-Sido」を開発した吉崎航さんが
制作したもので実際に人が搭乗して操縦可能な巨大ロボット。

実際に動いているところは見れなくて残念でしたが実物を見れただけでも。
また映像を流していたがついつい見入ってしまうくらい良かったです。






"makedo"という子供用工作キット。
オーストラリアの工業デザイナーPaul Justinがデザインしたコネクターシステムです。
こうゆうコネクトシステムとかジョイントシステムのデザイン好きです。
これはロックタイという結束バンドの仕組みを用いて取り外し可能にしたもの。

"makedo"を使えば、段ボールや厚紙、布やプラスチックシートなどの
様々な素材を使って形を作ることができる。
また子供用に安全なカッターなどもデザインしていた。






これは名前の通り”勝手に入るゴミ箱”。
紙くずなどを投げるとゴミ箱が自ら動いてゴミをキャッチしてくれるゴミ箱。
壁につけたセンサーがゴミを検知して、落下点を予測してゴミ箱が先回りする。

純粋な発想だが動くかたちにすることによって面白くなる作品。





"Rokuro"。
こちらは以前学生CGコンテストインタラクティブ部門優秀賞をとった作品。
"Rokuro"は、光ファイバーを回転させて現れる光の物体が、
触った人の手の動きに合わせてリアルタイムに変化する。

光のカタチを操るという新しい体験ができる作品。
写真写りもよく想像以上に奇麗でした。






 


会場内で一番凄いと思ったのが"Transform Robot"。
こちらはトランスフォームロボで2速歩行から全自動で車に変形するロボット。

しかも趣味でロボットを研究している方が作ったとのこと。
全自動で変形し二足歩行までちゃんとでき
ミサイルランチャーを両腕に装着している。
2030年に1/1サイズの実現を目標にしているそうです。






こちらは"刺繍する犬"さんの作品。
手縫いで縫い付けて基盤などを再現するという作品。

上の写真はスティーブ・ジョブスがAppleを追われていたときに作った
コンピューター"NeXT CUBE"の基盤を再現したもの。
かなりマニアックだけどTシャツとかで出たら欲しい。






これもかなり好きだった作品"Buonda"。
モノを打ってくれるモジュールで日常に潜む些細な音を奏でてくれる楽器。

"デザイン寮"さんによるにプロジェクトの作品。
彼らも同じ会社のアパートに集まった人たちでやっているとのこと。
完成度も高くiPadで操ることができビートなども変えることができる。






こちらは"LED Tile"。
8x8LEDモジュールにdotの絵を描くことができる。
LEDが先端についたペンで絵を描くようになぞるとLEDが付くというもの。

こちらも完成度が高くモジュール同士をくっつけて大きなキャンパスにできたり、
傾けると落ちるようにLEDが移動して行き消せるようになっている。






手動型自動計算ロボット、電卓を叩くロボット"でんたくん"。
人が計算する動作を再現するロボットで
テンキー入力による計算を電卓に代わりに打ってくれる。

"でんたくん"の動きと音音がかわいらしくて良かったです。
これは先日行われた"電子工作コンテスト2012"にて大賞を頂いていた作品です。







最後に"はかるひと"というグループの"O-bon"。
ジャイロを使い、常に中心部を平行に保ってくれて飲み物が傾かないおぼんです。

これも実際の動きが良かった作品。
やっぱり動くカタチになっているものは面白いしいろいろな発見がある。



他にもいろいろと面白い作品がありましたが、
見学者としても"maker faire tokyo 2012"をとても堪能できました。
また出展者として自分のアイデアを提示して、
他のさまざまな出展者の方と意見を交わすのはいい経験でした。

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